本来なら残暑がきつくてバイクに乗れな~いなんて

ぼやいてる時期だけど今年は雨ばかりで残念すぎる夏になっています。


そんな河童もカエルも喜ばないような雨が続く前の

暑すぎて朝しか走れなかった夏の日。


今日もお日様より早く起きて

ゴソゴソとガレージを出る事ができました。


c1-2.jpeg

昼から最高気温が35度以上の予報が出てるため

夜明け前から走ってまだクマゼミが大合唱してる時間に帰る朝駆けツーリングで

今日の相棒は銀ガメ号さんです。



遠くへ行くわけじゃないけど

もし暑すぎて体力的にヤバイと思ったら

スグに高速で帰れるようにと思って銀ガメ号さんなんだよ。


2.JPG


どこへ行こうかと考えたけど

阿蘇まで行くと確実に帰りは35度以上の中を走らないといけないので

今日は新しく出来た小石原ダムで湯沸しして

モーニング珈琲を飲んで優雅な朝食にしようと思います。


3.JPG


陽が登って気温が上がるころだけど

わたしはどんどん山に上がってるのでインナージャケットがないと

寒いくらい。



ダム建設中はずっと通行止で通れなかったR500が

6月30日から開通しててどんな風に変わったか楽しみにして

通ってみたら想像以上に景色が変わってたよ。

4.JPG


開通したてホヤホヤなので

アスファルトも新しいし造成された法面には

植林されたばかりの苗木がいっぱい。


c2-2.jpeg

白く刺さってるように見えるのはお墓じゃなくて

全部苗木で鹿の食害から守るカバーがかけられてるの。

c3.JPG

とにかく福岡県の山地はわたしが夜にバイクで

峠を越えたくないといつも思うくらい鹿が多いのよ。



植林も新しいけど新しい法面がとにかく

でっかくてびっくり。

c4-2.jpeg


ピラミッドか?


c5-2.jpeg


今は重機もあるからそうでもないのだろうけど

ここまでスパっと山を切っちゃうなんて凄い。


c6-2.jpeg

やがてワッフルの土の部分から草や木が出ちゃうと思うので

このピラミッド風な眺めが見れるのは今だけかもしんない。



ワッフルピラミッドを見上げて

再びダムの道を先へ。

5.JPG


すると多分これも今しか見れない風景が見れました。


c7-2.jpeg

山の植林された杉林の色がグラデーションになっとる。


たぶん試験湛水をした時に

色の変わってる部分で水位を一定期間保ってたからだろうね。



近いうちに運用のため本格的に水が入ると思うけど

その前に切っちゃうのかそのまま水没させるのかはわかんない。


グラデーションの森からひとつトンネルを抜けると

ダムの中枢部ともいえる堰堤。

c8-2.jpeg


ロックフィルダムで

積み上げられた石は139mもあってこの高さは九州一らしい。


c9-2.jpeg


別名「令和あさくら湖」と名付けられたダムは

下流にある江川ダムの2倍の貯水量になるんだって。


c10-2.jpeg

取水口の全部が見えるのも今だけかな?


こんなレアな景色を見ながら

今日の朝食はココとするっ。

c11.JPG

ダムの管理棟の横に広い駐車場があるけど

めっちゃ日向なので

道路脇の日陰にバイクを停めて日影の広場で朝食をいただきます。

c12-2.jpeg

もちろんタイトル通りに湯沸して

モーニング珈琲も淹れるよ。

c13-2.jpeg

うん、うま~い。


絶景道路を走ってるわけじゃないけど

この美味しい珈琲を飲むんでるとバイク乗りでよかったと思う瞬間だ。


まだ冷たいアスファルトに座って

のんびり珈琲を飲んでたけどジワリジワリと日影が無くなって来た。


とうとう日影に停めていたバイクも日向になっちゃったので

片付けて移動しま~す。


その前にインナーを脱いで暑さ対策を。

c14.JPG

今日は吸水ポリパーが入ったバンダナを

朝から氷水に漬けて持ってきたのよ。



満タンだった水が吸水して半分以下になちゃってる。


このバンダナをヒタヒタのまま「ヒァッ」と変な声を出しながら

首に巻いてダムを下ります。

6.JPG


アンダーシャツも速乾シャツなので

バンダナから伝ってきた水がシャツに染みて

走り出すと気化熱で半端なくてスースーしまくり。


7.JPG


江川ダムの上を通過する出来立てピカピカの橋を渡って

朝倉方面に下ったら筑紫野方面へ。


8.JPG


まだ8時で暑さもそれほどでもないし

久しぶりにかえる寺(如意輪寺)に来てみました。


c15-2.jpeg


まだ有名になる前にはよく家族サービスで来たりしてたけど

そのうち外国人ツアーまで来るようになってずっと来てなかったのよ。


本当の名前の如意輪寺より「かえる寺」って呼び名で有名になったくらいなので

駐車場からカエルだらけ。

c16-2.jpeg


わたし河童と同じくカエルも大好きなので

こうして囲まれてるとニヤニヤが止まりません。


c17-2.jpeg

シートに載せてロープで縛って

持って帰りたいよ。

c18-2.jpeg

手水舎にもカエル。


トイレの前にもカエル。

c31.JPG


こうして3歩あるけば必ずカエルがあるお寺ですが

夏は風鈴も綺麗なのよ。


c20.JPG


午前中なのであまり風が吹いてないけど

すごい量の風鈴があるのでちょっと吹くだけで

シャ~~~って音になります。


c19-2.jpeg


奉納されてる風鈴なので

短冊を読むとたまに面白いこと書いてるのもあったりして

ゆっくり楽しめます。


c21-2.jpeg

本堂のある場所まで上がっても風鈴、風鈴。風鈴りん。

c22-2.jpeg


カエルと風鈴しか見てないけど

本堂の前にはアマビエ様がいらっしゃいました。


c23-2.jpeg

「早く終息させてくださいね」


本堂周辺はと~っても女子ウケの良いお寺さんでもあるので

ハートも多目でございます。

c24-2.jpeg


ハート探しも楽しいけど本堂の中も他のお堂の中も

とにかくカエルだらけなのがたまらない。


c25-2.jpeg


お参りしてると仏様に手を合わせてるのか

カエルに手を合わせてるのかわかんなくなるわ。



お寺の裏にはちょっとした奥の院のような場所があって

そこには綺麗な多宝塔。

c26-2.jpeg

去年に完成したばかりで

この様式は四国や近畿地方で多く見るけど九州ではあまり見ない多宝塔です。



多宝塔の横には「くぐりかえる 幸せかえる」

c27-2.jpeg

五十肩が治ったのでくぐれて嬉しい。


お札所には猫がお客の番をしていました。

c28-2.jpeg


お守り買いたいけど

起こしたら可愛そうなので買えにゃいじゃないか。



ご本堂前にある龍の手水舎。

c29-2.jpeg

わたし、このかえる寺のカエルの中で一番好きなカエルが

この龍の下にいるんだよ。


常に龍の口から落ちる水を浴びて

苔まみれになったカエルが。

c30-2.jpeg

イヤ~ン、めっちゃ可愛いや~ん。


と、こんな楽しいかえる寺の寄り道でした。

c32-2.jpeg


では暑くなったのでカエルよ~。


9.JPG


まだ高速を使うほどでも無いので

帰りは夜須高原方面へ。


c33-2.jpeg

田んぼの緑がとっても綺麗。



山に登って夜須高原通過。

c34-2.jpeg

この夜須高原から下った先から

暑さに耐える時間。

10.JPG


と、言ってもまだ9時だし

首に冷えひえのバンダナを巻きなおしてることもあって

平気です。


11.JPG


近所で給油して9:30にガレージに戻って

今日の朝駆けツーリングはおしまい。


12.jpeg

なんとも物足ら無い距離だけど燃費は良い。



シャワーを浴びて午後から車で出かけたけど

玄関を出た瞬間もいっかい家に戻ろうかと思ったくらい

むせ返るような暑さでした。



それでは今はまだ前線が頑張ってるので

バイクに乗れませんが晴れたらまたの

ご乗車をお待ち申し上げます。



 ↓ 雨よ止め~! 夏もどってこ~い ↓

にほんブログ村 バイクブログへ にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ にほんブログ村 バイクブログ 九州バイクライフへ
 にほんブログ村