今日のツーリングの最終到達地点は長崎県の平戸。
ひっさしぶりブリの高速を使っての県外ツーリングなので
銀ガメ号さんに乗るのもひっさしぶりブリ。
バイクってこんなに重かったっけ?
そして大型バイクってこんなに速かったっけ?
さらに茜ちゃんばかりに乗ってたので
ホーンとウインカーの位置が逆なため
交差点の手前で謎のホーンを鳴らし注目を集めるライダーになりながら
福岡都市高速経由西九州道で伊万里へ。
伊万里から国見峠。
伊万里の市街地はすでに暑かったけど
峠に入ると涼しい。
国見峠を下って世知原から再び山の中に向かう気持ちのいい道を
しばらく走ると本日最初の目的地でお茶します。

夜に飲むと寝れないほど濃いお茶が
注がれてる。

大きさはこんくらい。
お風呂に見たてても
溺れるかもしれないほどでかい。
せっかくなので
美味しい世知原茶を頂きましょう。

あ、湯気はフェイクでございます。
この大きさの湯のみって回らない寿司屋でしか
あまり目にすることはないよな~。
まぁ、回る寿司しか行かないし
実際に行くと回る寿司は取らずに全部モニターて
注文するけどね。
(サーモン→トロサーモン→炙りサーモン→以下繰り返しww)←サーモンキラーと呼んでくれ

体重の5倍ほどのお茶を飲んだら
佐世保市に入りま~す。
k151から住宅地の細い路地へ入ると
こんな場所がありました。

「観音入口」って書かれてる柱の前に
バイクを停めて入って見ますが本来わたしが目的地にしてたのは
「岩下洞穴遺跡」なんだけどここは違うよな~。
でもナビはもう到着ってなってるし
もしかしたら階段を登れば判るのか?
森に囲まれた中の崖にある観音様で
ここでも私が混合したシャツクールと虫除けスプレーのミックス液が
活躍しそう。
スースーして虫も避けれる便利なスプレーなんだけど
虫除けのため顔にかけるとちょっとメントールがきつすぎる(笑)
お上品にテッシュに適量振りかけて
パフパフと塗るのが良さそうだ。

崖を上れるように階段があって
その上の洞窟みたいな場所に観音様があるようです。

目的地じゃないけなんか凄いぞココ。
コウモリもいたし(笑)

洞窟状になってる中の
岩をくり貫いたところに観音様。

見上げると崖と崖が折り重なるような
洞穴になっていました。
で、目的の岩下洞穴はどこ?
行き止まりなので
バイクに戻ってすこし先にと言うか
10m先にあったよ(笑)

「岩下洞穴」
まぁ、遺跡に興味があるというより
崖のめり込んだ場所が好きなので来て見たかったのよ。

さっきまで居た観音様の崖の下がこの遺跡になってるみたい。
太古の歴史に触れた後は
吉井町に向かってポットホール公園に来てみました。

そんなに山の中じゃないのに
渓谷が綺麗。
(水はそれほどじゃないけど)

甌穴がたくさんある渓谷で
優美な谷の風景になっています。

水は周りに水田もあるから
濁ってるのだろうけど農閑期はもっと綺麗なのかもね。

わたしの座る岩の前には
いままで川ガキ(高校生くらい?)がターザンみたいに
飛び込んでいたロープがあります。
街からも近いので
良い遊び場なのかも。
河川敷の甌穴の水溜りには
自然に生えてる睡蓮。
管理されてなくてもたくましく咲いています。

渓谷が綺麗だし甌穴がたくさんあるため
公園化されて川辺に下りやすいように整備されてるのがありがたい。

後は完全に自己責任になるけど
軍港の佐世保から近いのにこんな渓谷があるのが面白い場所でした。

でも山の中ってわけじゃないので
岩からの輻射熱も加わって暑いよ。
梅雨明け後にやってくる酷暑まで行かないけど
汗がダラダラ出ます。
渓谷を見た後は佐々方面に走って
海に出ま~す。
最終目的地は平戸島ですが
海が見えたところでまずは浅子の半島の突端へ。

岬の先端で銀ガメ号さんを停めて
海を眺めると・・・
「島」

立石崎の砂州です。
歩くの暑いから上から眺めるだけだけど
綺麗なエンジェルロードが出来てるよ。

う~ん
![[黒ハート]](https://blog.seesaa.jp/images_e/136.gif)
やっぱり九州の西側の海の綺麗さは素晴らしい。
こんな綺麗な海のある半島にあるのが
カトリック浅子教会。

迫害の歴史から今に続く長崎らしいカトリック教会です。

クリスマスのイルミネーションが綺麗なことで地元では有名らしいけど
昼間も美しい教会です。

くすんだ私の心も浄化されそう。
マリア様と見詰め合ったら先へ。
海岸のクネクネが気持ち良いk18をしばらく走ります。
このまま平戸島まで一気に走っても良いのだけど
寄り道大好きなので途中にある姫神社に来てみた。
しかしこの神社は道から海岸の鳥居が見えるけど
道路と鳥居の間に漁業関係者以外は入れない敷地があるんだよね。
ほかにルートがあるのかな?と
バイクを停めて観察してみると山を直接登って裏からアプローチ
するスタイルだったよ。

なので鳥居を一本も潜らず本殿に着いちゃった。
本殿はいたって「民家」
でもここから海側を見るといいのよ。

素敵だ。
下ってみると海岸にはもう一本古い鳥居がありました。

鳥居からは九十九島の島が点在する
海が広がる。

ずっと眺めていたい。

でも地面は手を付けれないくらい熱い(笑)
お尻が火傷しないうちに立ち上がったら
再び本殿に上がって反対側から下ります。
日向しかないので仕方なく日向で
留守番してる銀ガメ号さんが見えてきました。
この時期日向に停めたバイクのシートの熱さを
みんなに味わって欲しい(笑)
微妙にお尻を浮かせながら
走行風でシートを冷やしたら田平で給油とランチを買って
平戸大橋を渡りますがその渡る前の交差点でまた「ピーーー」
これから渡る怖い平戸大橋に気を取られて
ウインカーと間違ってホーンを鳴らしてしまって注目を浴びるわたし。
平戸大橋の高さが怖いので前を走る車のテールランプしか見ないまま
渡り切ったら川内峠へ上がります。
前を走る車はホーンを鳴らす変なバイクがピッタリくっついてきて
恐かったよね?
ごめんね。
川内峠に登る森を抜けると・・・

ヒァーー!
緑がすっごく綺麗。

阿蘇や久住方面で草原はいっぱい見てるけど
草原から海が見えるのが良いのよ。

標高はそれほど無いけど涼しくて薄い霧のような雲が頭のすぐ上を
サーーって流れていくのが最高に気持ちが良い。

こんなとっても気持ちがいい草原の中で
今日のランチはココとするっ!
海の幸やステーキが美味しい平戸だけど
ランチを食べる場所を探して食べるのが楽しくてたまんない。
ワンコインでお札一枚分相当の美味しいランチを頂いたら
島の中の道を進みます。
川内峠から島の西側に抜けると
平戸らしい美しい海がドーンと広がる。

この海をバイクでしかも
日帰りで見に行けるという幸せ。

こんな美しい海がある島ですが
かつてはキリシタン弾圧もあった歴史のある場所でもあります。
その歴史の核心部が今日の目的地のウシワキの森。

キリシタンの弾圧のあった禁教時代に
入り婿の告発により取調べを受けることになった「おろくにん様」は
キリシタンは我が家一家だけと言い続け村人を守ったそうです。

その殉教したおろくにん様を祀った祠が
このウシワキの森の中にあります。
同じ日本人を弾圧する歴史はいまだに理解しにくいけど
深い信仰心は幕府にとって危険分子と思われたのでしょう。
それにしても入り婿が許せないな。
森の中はこの祠があるくらいだったけど
行き止まりまで行くと広場に出ました。

グランドの端には教会風の建物。
歴史のある森を歩い後は
目の前にある綺麗な海を満喫しましょう。

根獅子の浜の隣にある人津久の浜。

ここは大好きな場所なので
バイクを停めてビーチへ。

我が街の響灘や玄界灘にも美しいビーチがあるけど
ここはさらに上を行ってる。

パンツ一枚になってジャバジャバ入りたくなる衝動をぐっと我慢。
長距離ツーリングでお尻が痛くならない用に
履いてきたパット入りのパンツがかっこ悪いので
とてもお見せできるものでないんです。
(前に来たときはユニクロのパンツで入ったけど)

胸のすくような空と言う表現の海バージョン。

潮風が気持ちいけど
白砂からの照り返しが半端ない。
海水浴場にもなってる場所だけど
今年は海の家も出てないのでコロナで中止かな?

そのせいなのかゴミもなく
綺麗な海でわたしの心も綺麗になりました。
ではこれ以上南には行かずに
平戸島の東側へ移動しま~す。

島の東側は白砂のビーチのあった西側と違った
趣があってこっちはこっちですごくヨキーー。
砂州で繋がった島を見つけたか?と思ったけど
ちょっと切れてるみたい。

さっそくグーグル先生で調べると「野島」という無人島で
水中の感じをみても干潮でも繋がらない感じで完全な離島です。
そんな始めて見る海岸の風景を堪能してると
目的地に到着。
地味だゾ~。
ここをツーリングの立寄りスポットにするのは
わたしだけかもしんないと思った「亀石様」
亀だね。
背負うとサングラスが似合う仙人になれそうな岩だ。
ほっそい路地の中に入るとバイクから見える場所に
ポツンとありました。
わたしも万年も生きたくは無いけど
健康でいられますように。
亀石様に触ってご利益を頂いたら
引き続き東側の海岸を走るけどいつも走る国道よりも
海側を走る道なので初めて見る風景が楽しい。

いちいち停まって眺めてしまうぞ。

風がないと汗が出まくる暑い日だったけど
棚田から吹きあがってくる風が気持ちいい。
いつもの国道に戻ったら平戸島を出ます。
怖い平戸大橋はこんな時に限って前に車が居ないので
地面だけ見て走り抜けます(笑)
(道路の継ぎ目から下の海が見えるのでそこにはピントを合わせない)
ここからは帰る方向に走るのだけど
帰りは松浦の方を周って帰りましょう。
松浦に入ると西九州道の無料区間があるので
それを目指してたのだけどまだ陽も高いので
城山展望台に寄ってみることに。
その途中にコキアの可愛い畑がありました。

ポコポコグリーングリーンの畑の先を進むと
展望台のある山が真正面に見えて来ます。
見えてるアンテナを目指して細い山道のクネクネ道を登りきると
パッっと明るくなって展望台に到着。
マイナーな展望台なんだけど
かっこいいのよ。

カクカク四角の螺旋の歩道を上がると頂上。

ヒァッポーーーー!

↑ 青島(左)と背後に広がる東シナ海。
↓ 西は松浦発電所から福島。

いつもは平戸方面に行ったら帰りは山の中の
広域農道などを使っちゃうためこうして帰りに寄ったのは初めて。

思い付きとはいえ
毎回同じじゃない方が新たな寄り道も出来て楽しいね。

では城山展望台からは
下って予定通りに西九州道の無料区間から
伊万里市街地を抜けて朝と同じ伊万里東府招インターから
再び西九州道へ。
伊万里市の暑さは梅雨明けの酷暑を思わせる暑さだったけど
唐津に抜けると涼しくなります。
福岡都市高速を粕屋まで走って
そこからは幽霊で有名なトンネルのある峠越え。
(北九州市から平戸まで行ったのに前原道路と福岡都市高速合わせて片道780円)
もう19時前だけど夕焼けもまだってくらい明るい。
ガレージに帰る前に2回目の給油をして
今日のツーリングはおしまい。

500kmは越えなかったけど
久し振りにガッツリ走ったためか腰が痛い。
(帰りは長崎県から寄り道なく一気に帰ったからな)
一か月以上乗っていなかった銀ガメ号さんのタンクの中身も
綺麗に新しいガソリンに入れ替わったし
後はどこかに避暑ツーリング行くだけだ。
それでは長らくの御乗車ありがとうございました。
またの御乗車をお待ち申し上げます。
◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆
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