今日はツーリングと言っても
お手軽エリアを軽く走るだけですが
菖蒲園に寄ったついでに適当に気が向く方角を目指して
走って見たいと思います。
まだ高速を使って県外へ行けない宣言下の時だったので
茜ちゃんの出動率が高い。
って言うか１００％茜ちゃん。
まぁ、遠くに行けなくても
バイクで走ってるときに何気なく見つけた場所に
停まるスタイルのツーリングは好きなので
茜ちゃんはすごく便利なんだよ。
その道すがらの何気なく見つけた紫陽花。
お寺の石垣と紫陽花がいい感じの中で
淡い紫の入った紫陽花がありました。
あまり主張してないけど
近くでみたら和菓子のような美しい紫陽花。
でも個人的には原種に近いガクアジサイがＮｏ，１。
スタートしていきなりの寄り道でしたが
ここからちゃんと移動開始。
行先は北部九州の東側にある豊津町。
ま～ったく急ぐツーリングでもないので
途中にある油須原駅。
国鉄時代の懐かしい駅舎に茜ちゃんはよく似合う。
今は平成筑豊鉄道の駅になっていて
当然無人駅。
列車が来ない時間は
貸し切りとなります。
と、こんな感じでお一人様時間を楽しもうと思ったら
踏切の音が聞こえ始めました。
ホームに上がるとちょうど来る時間だったらしい。
地方のローカル線にしては本数があるので
待てば必ず見れる路線ですが花運はないけど鉄運はいいので
上下線がそろったよ。
しかも大好きな青の「ちくまる」号
単線なのでここで入れ替って
わたしは大好きなちくまる号を追う。
カエルの声をかき消すひと時。
なんでこの青のちくまるカラーが好きかと言うと
ご当地チョロＱを持ってるから。
すっごく前に平筑応援のつもりで購入して
大事になおしてるんです。
（※なおしてる→仕舞ってる）
可愛いでしょ？
（孫には絶対見せん）
そんな長閑なローカル線沿いからすこし
離れた場所にある菖蒲園。
咲いてる。
花運悪いわたしにしては綺麗に咲いてるときに来れました。
本当はすこし遅いくらいのタイミングだったけど
萎れた花は管理してくれてる方々が摘んでくれて
綺麗な花だけを見る事が出来ます。
本当は県外の大きな場所へ行きたかったのだけど
これもご時世なので仕方ない。
と言うかこれでも十分目の保養になりました。
Ａ５ランクの霜降り。
土管の輪切りみたいな中に品種別に咲かせてるスタイルで
１本１本見て歩いてると・・・
尻尾が見えました。
水辺だもんね～
居るよね～。
可愛い顔に見えるけどわたしは苦手
なんでてっしゅーー。
撤収した豊津の菖蒲園からは山の中に向かいます。
祓川沿いを走るけど
雨上がりの為あまり水は綺麗じゃない。
いや、雨上がりだからじゃなく上にダムがあるので
これはたぶん放流してるのかもしれない。
ほら ↓
絶賛放流中でございます。
ちなみにここにはエレンもミカサも居ません。
よくダムの上には行くけど
あまり堰堤の下に来る人はいない伊良原ダム。
ちゃんと下にもダムカード風のフレームがあるのよ。
しかし行けばわかるけど
設置場所のやっつけ感がすごい。
（堰堤見えないし）
とりあえず誰もいない上に
川にはカワセミも居たので今日のランチはココとするっ。
サンドイッチを良く見ないで親指を具に
突っ込むせつない事故も起こさず美味しくいただき「ご馳走様」
せせらぎの音を聞きながらランチを食べたら
さらに山奥の気になる場所へ向かいましょう。
ダムの上に上がって更に上流まで行ったさきから
山の中。
本当はもっと綺麗な林道もあったようだけど
スマホのナビはわたしが好きそうな
ちょっとドキドキするルートを気を利かせて選んでくれたようです。
本来通るべき林道に合流したら
到着。
ウヒァーーー！
なんて素敵な一直線の階段なんでしょう。
鷹崛権現という場所なんだけど
鹿の食害から守るためか柵を開けないと入れません。
閂を抜いて扉を開けて入ったら
まっすぐな石段がドーン！
どうも最近桜の植林と一緒に
石段も苔がはがされコンクリートで補強されたようです。
鬱蒼とした雰囲気じゃなくなってるけど
こうして整備しないと登れない状況だったのかもしれない。
ハァハァ・・・
登山してるからって言っても
準備運動なしでいきなりの激坂の石段はキツイ。
２回ほど休憩しながら
石段を上ると鷹崛権現の本殿がありました。
綺麗なのでこの拝殿を新築するための整備だったんだろうね。
（今年の２月に改築されてるみたい）
崖のくぼみに祠が建つ
めり込みシリーズでございます。
鷹にまつわるパワースポットなので
ソフトバンクホークスのファンが必勝祈願にも来るらしいよ。
もちろん私もホークスファンなのでしっかり参拝。
崖の中には「鷹」と名がつくだけあって
かっこいい鷹の彫刻が奉納されている。
毛並みまで彫られていて素晴らしい。
対の位置にはカラーの鷹。
個人的には木に留まって寒さに耐えるのに
フワフワになってる時が好きだけど鷹を描くとやっぱり
この羽を広げた構図になるんだろうね。
とにかく鷹が留まる窟がでっかい。
横殴りの雨じゃなければ
そのまま住めそうだよ。
大きな岩山からは岩清水がポタポタとしたたり落ちてるけど
その水の溜り ↓
直径５０ｃｍほどの小さな穴が空いていて
その中にイモリがいっぱい。
名前の通りに井を守っていました。
ではわたしも修行を終えたので
下山します。
あ、膝を痛めるのは下りなので
下りは石段じゃなくう回路で（笑）
距離は３倍になるけどね。
下って扉を閉めて閂を通して茜ちゃんに戻ろうと
何気なく足元に落ちてるものを拾って見ると・・・
ガラケーだ。
これって喧嘩したときにバキ折られてるやつだよね？
（わたしは経験ないけどな）
なにもホークスの信者が来るというところに
ソフトバンクの破壊された携帯を落とさなくてもいいのに。
平成時代の懐かしい落し物を見た後は
ダムに下らず山を越えれそうな林道があったので
アタックしてみました。
鹿っ。
道路の真ん中で普通に鹿が井戸端会議をしてたので
これは何にも通らない道だという証拠。
確かに車は通過できないほど
落石がいっぱいで苔も生え放題。
場所によっては川になってるし。
まぁ、川になってても舗装路だし
どこに抜けるのかな？という好奇心でそのまま
進むと油木ダムの途中に出たので後は普通のルートで帰宅しました。
１５０ｋｍ程度のお散歩ツーリングだったけど
自由気ままに小さなバイクじゃないと
見れなかった山の中もいっぱい楽しめたツーリングでした。
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