ゴールデンウィーク直前の

平日ツーリング。


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連休に無関係な勤務なうえ

連休中は出かけないつもりなので4月最後の平日に

山口県の日本海側の角島周辺を目指してみることにしました。



でも1番目の目的地は

日本海と反対の周防灘が見えるところに来ています。


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まずは家から九州道に乗って北上して中国道に向かうのだけど

高速に乗った後にサイドバッグのベルトが留まってなくて

パタパタしてることに気付きます。


高速なので路肩に止めるわけにもいかず

かと言ってパーキングはずっと先なので次のインターで一旦

降りて乗りなおしたよ。



ベルトを留めなおして中国道に入ったら

下関Jctから宇部方面へ行って埴生ICで降りて

「花の海」に来て見ました。


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まだ開店前なので

誰もいな~い。


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開店前だけど玄関のうさぎとヤギにご挨拶。


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開店前って言いましたが

おっきな農園なので併設されてるショップや

いちご狩りの受付がまだ開いてないってだけで

農園は一般道にも面してるため野外なら見ることができます。



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ハウスの横から入らせてもらうと

ピンクのポピーが綺麗。


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よく見るポピーより大きいので

大輪に咲く品種かな?



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地面もピンクで

ルピナスも咲いててすごく良い。


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数年前の7月に北海道ツーリングをしたときは

どこを走っても家の前にはこのルピナスが咲いてたけど

九州じゃこうした園でしかあまり見かけない。

(ここは九州じゃないけど)

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で、わたしがここに来たのは

こんなゴージャスな花じゃなくて

情熱的な赤が大好きなストロベリーキャンドルを見に来たんです。



先日のドライブで今が満開って知ったので

たまたま自生してる場所じゃなくて正式に咲いてる場所に

来てみたんだよ。

(正式=栽培)



やっぱり正式に植えてると壮観な眺めだ。


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真っ赤ーーーーー!



どっこでも見かける

クローバーと同じ仲間だけど色が濃いので

こだれけ密集して咲いてると超高級絨毯みたいだ。

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イチゴのあまおうが上向いて咲いてようにも見えて

すっごく可愛い。



ネモフィラの次はこの花のブームが来るとわたしは読みます。


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上空を小月航空基地の小月教育隊のTー5がひっきりなしに

飛び交う中で日の丸カラーの中心で元気充填。


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ストロベリーキャンドルの他にはネモフィラの畑や

動物の牧場もあるとっても素敵な場所でした。


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牧場横の広場にはFORDのトラクターもあるよ。


開店前なのでブランコも貸し切り(笑)


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広場のブランコでユラユラしてると

開園の10時になったので中で飲み物を買って

さっきから頭上を飛んでる訓練機の基地へ。


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自衛隊パイロットの登竜門的な基地で使用する機体は

プロペラ機なれど教官たちで構成された

アクロバット飛行チームのWHITE ARROWSの

エンブレムがやたらとかっこいい。



守衛の自衛官にお辞儀をして

離れていた為ジェスチャーでエンブレムを指さして

カメラのシャッターを切るしぐさをするとどうぞって仕草を

返してくれたので撮らせてもらいました。

(無言のコミュニケーション成功)



この小月のホワイトアローズからは一気に日本海側に向けて

内陸を北上します。

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高杉晋作の霊位礼拝堂がある東行庵の前を通って

k265で菊川方面へ。


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ずっと山口県に来てないので夏ミカン色のガードレールが

懐かしく感じちゃう。



木屋川沿いのつつじの咲く

風波のクロスロードをのんびり。

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のんびり走っててもさらに上をゆく

のんびりな車に引っかかってしまったので

広域農道へ曲がりま~す。


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みのりの丘農業公園前を通過。


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寄り道の多いわたしのツーリングですが

ちゃんと移動が長い区間があるので十分にツーリング気分を満喫できます。



こうして内陸の真ん中を少し過ぎたくらいのところで

目的地に到着。


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まだ新録が綺麗そうだったので

来て見た一ノ俣桜公園。



もちろん桜は咲いてるはずもないのだけど

ここは砂防ダムで水没した立木と鯉が綺麗な池なんです。

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始めてここに来た時は

もっと青い水だったけど普通の池の色になっちゃってる。


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錦鯉もあきらかに増えてる(笑)


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数年前は誰も来ない場所で

水没した立木には魚を狙うミサゴが留まってたりしてたけど

今は観光客が増えてすっかり公園になっています。


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でも綺麗な水と優雅に泳ぐ鯉を見てると

時間がゆっくり流れてるようで癒されるわ~。


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そろそろ蛍が飛びそうなダムで癒されたら

元の国道に戻って豊北町に入ったところで田耕神社に寄り道。

(田耕=たすき)

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7年に1度だけ海側にある神社の男神とこの田耕神社の女神が出会う

浜出祭がある神社だけど

いまはヒバリの声しかしない静かな神社です。

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銀ガメ号さんを停めた畦道には

ツマグロヒョウモンチョウが羽を広げたまま

風に揺られていました。



とっても長閑な場所にある神社で

特に特徴があるわけじゃないのだけど

とりあえず私の好きな楼門がある神社なんです。

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素朴なのがまた良い。


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古そうな狛犬に対して

楼門も拝殿もすこし新しいように見えるけど

美しい彫刻が施されていました。


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彫刻が美しいため

木材の保護用の塗料と思われる黄色味かかった色がちょっと残念に感じたけど

ずっと後世に残してほしいね。


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楼門が見たかったので

寄っただけでしたが参道からの風景も良い神社だよ。


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「THE 日本の田舎」


では、ヒバリの声を遮るようにヘルメットを被ったら

R435を北上。

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日本海側を通るR191と合流し

特牛港の奥にある漁港の手前で銀ガメ号さんを停めました。

(特牛=こっとい)←変換できるのね



これで山口県南北横断完了!



では日本海を見るため

特牛灯台へ向かって歩きま~す。

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森の中のジグザグの山道を登ると

小さな灯台があります。


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キャーーー!



やっぱりこの周辺の海って最強に綺麗。

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視界いっぱいに広がる

コバルトブルーの海がヨキーー!


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初点燈が明治45年と大先輩の灯台ですが

2.5頭身で可愛くて大好き。


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この2.5頭身の灯台から海を眺めるのが目的だったけど

始めての場所じゃないんだし

いつも同じじゃ面白くないのでちょっと冒険してみました。



だいたいこういった岬って釣り人が作った道があるんだよね。



ほら!

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たぶん灯台の建つ突端の崖伝いに行ける道だと思うけど

木々が切れて視界が開けたらやっぱり地磯に降りれるようになっていました。


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さらに行けるところまで行くと

これまた綺麗な場所に出たじゃないか。


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風があって透明度は落ちてる日だとは思うけど

それでもこの綺麗さ。



しかも遠くには角島も見えます。

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では、あの見えてる角島の方へ行こうと思いますが

ここで風で帽子が飛んじゃったよ(汗)



海には落ちず海のゴミにならなかったけど

崖の中の森の中に消えて回収不可能(泣)


日差しのある日だったけど

1日くらいならいっか。



って事で3960円を3160円で買った帽子を失いましたが

バイクに戻るまでに同じ帽子をポチっときました(笑)

(わたしで値引きされてるサイトは売り切れ)



銀ガメ号さんに戻ったら

ちょっと移動して角島が見える赤田海岸へ。

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来る途中に猿の群れが道路に居たけど

海岸に着くとわたしだけ。


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海が見たい気分の時は

すぐ近くの角島大橋を上から見るスポットより

ここに来ることが多いかな。


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夏場は海水浴客が来るので寄り付かないけど

シーズンオフの期間は誰も居なくてお気に入りの場所なんです。



心地よい潮騒で和んだら

定番の角島大橋を渡ります。

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昔は「海の上を飛んでる~」って楽しめたけど

最近は橋後半の高くなってる場所を通過するのが怖いです(笑)



角島に渡ったら目的地と言うかタイトルにしてる

鬼の岩に向かいました。

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堤防にも鬼、鬼、鬼


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角島といえば海鮮や先端の灯台に行くのがあたりまえですが

わたしはここが目的地。

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「鬼の岩」



たしかに鬼の頭蓋骨みたいな岩があるよ。


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しっかり口も開いています。



大きさは進撃の巨人の巨人くらいか?

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ガブっと食べられたら

角島から出ま~す。

(これが見たかっただけなんで)

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平日でも角島の中の海鮮のお店は

人も多そうなので今日も外でコンビニランチにしたいと思います。



ずっと綺麗な海岸が続いてるので

どこで食べてもいいのだけど階段状のベンチもある

阿川ほうせんぐり海浜公園で今日のランチはココとするっ!

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バイクしか入れない

ビーチの奥のスペースに入って

ランチタイム。

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帽子を吹っ飛ばすような風が吹く日だったので

湯沸かしはせずにランチだけ。


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綺麗な海を見ながらの

極上のランチを頂いたら先へ。


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R191からみのりロード。


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快走路から油谷方面へ


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信号も無いのでずっとアクセル一定した時の

ボクサーエンジンの鼓動が心地いい。


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快適ロードをしばらく走ったら

半島の山に上がる坂道を駆け上がって目的地。


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菅無田公園のつつじを見に来てみたけど

もう終わってるかな?



とりあえず池の堰堤を歩いてツツジの丘まで。

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終わってるよね(笑)



でも、丘の上の方はまだすこし花が残ってるのよ。

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微妙に茶色になりかけの花もあるけど

そういう色の品種のツツジだと言い聞かせてみると

風車と合わせて美しい景色を楽しめました。



菅無田公園だけだとちょっと弱いので

千畳敷にも行ってみます。

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人が停めてない端っこに銀ガメ号さんを停めて

千畳敷の芝生の上へ。


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う~ん、やっぱりここは綺麗だね。


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海の濃さも増して深い響ブルーが美しい。

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つつじも私が来るまで

なんとか咲き残ってくれていました。

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こうして足をブランブランさせて

何時までも眺めていたい風景。

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それでは海の見える風景もお腹いっぱいになった事だし

そろそろ帰る方向に向かいましょう。



長門市街地で給油をしたら

R491で内陸へ。


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バイパスからk34に入ったところに

目的地があるので停まります。


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道路沿いに駐車場ではないけど

駐車できるスペースがありました。


そのスペースから階段があるのでそれを下ると

千代の瀧が見えて来ます。

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なんとバイクを停めたところから

20秒で見ることが出来る滝なんです(笑)



しかも美しい。

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単調な直爆ですが

飛沫から虹が出ててすごく良い滝だよ。


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新緑に隠されるように流れ落ちる滝を

しばし鑑賞。


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帽子がないと天パーが目立つな(笑)



千代の滝からは

美祢市を通過。


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巨大な宇部興産のセメント工場を横目に見ながら

東方向にすこし走ったらk37で再び田舎道を走ります。



その田舎道から高速のガードの下を潜って

林道を2kmほど進むと最後の目的地に到着。

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久しぶりに万倉の大岩郷へ来て見ました。



大きな岩がここだけゴロゴロしてて

何度来ても不思議な場所だよ。

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地表に出た大きな岩に水が染み込んで割れて風化して

こんな風になったらしいけど誰かが

岩を動かす修行をして岩が溜まったのかもしれない。


周りの木や草が岩を覆い始めていて

初めて来た頃の岩だけゴロゴロの感じはすこし薄れつつあるけど

不思議な風景に感動でございます。

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大岩郷からは

三桁県道のk232で美祢西ICに抜けて

後は高速で帰りました。



久しぶりだったので壇ノ浦PAに寄ってみたけど

まだ工事終わんないのね。

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建物の外観はもう出来上がってるけど

なんだか前より見晴らし悪いな(汗)



建物の上が展望台になるのか?



ホットコーヒーで一息つく予定だったけど

眺めもあまりよくないならと

トイレだけして一気にガレージに帰還。



本日の走行距離=351.1km

燃費=21.6km/Lでした。


今日も誰とも接しないツーリングでしたが

響ブルーの海をいっぱい見れてリフレッシュできたツーリングでした。




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