今日の響の休日は投稿がおくれてますが
まだ桜が咲いてた日だったので佐賀県の嬉野方面へツーリング。
御乗車の皆様
早速ですが出発しま~す。
銀ガメ号さんが車検から帰ってきたため
久しぶりに高速を使ってのツーリングなんだけど
長崎自動車道の武雄北方ICで降りるつもりで
九州道を南下してると
「太宰府~筑紫野間事故停滞6km」の表示が!
渋滞何キロってよく見るけど
「停滞」って表示は初めて見たかもしんない。
それって事故処理が終わるまで動かないって事だよね?
そう思いながら走ってると太宰府ICの手前2kmくらいから
渋滞が始まったので急遽太宰府ICで高速を降ります。
渋滞中の高速をすり抜けて走るくらいなら
筑紫野まで我慢しながらR3を使おうと思ったけど
待てよ?
誰かと待ち合わせしてるわけじゃないんだし
ツーリングコースを逆にすればいいんじゃないの?
って事で帰りに通る予定だった西九州道へルート変更するため
太宰府ICから一般道に降りずそのまま福岡都市高速に乗り継ぎ。
すると九州道に入れない車がズラーーっと
渋滞してたよ。
(お仕事の方・・・どんまい)
終点の伊万里東府招ICで高速を降りて
大川内山の伊万里焼の隠れ窯。

伊万里市に架かるたくさんの橋の欄干には
伊万里焼が飾ってるけど
ここにある焼き物はすごく立派でございます。

高そうだもん。

わたしの様に狙ってる人が居るためか
しっかりくっついてるけどな。

立派な壺がくっついてる橋から
陶工の墓地がある川に下ると桜が満開です。

草刈をしてくれてるおじさん以外は
誰もいなくて貸切だぞ。
わたしの勝手な印象だけど
九州の中で面積と桜の本数の比率は
佐賀県が一番なんじゃないかと思ってるので
これだけ咲いてても人が居ないのかもって思っちゃう。

焼物の里なので
窯元の煙突が桜の間から見えます。
こんな焼物の里の上を通る林道へ上がると
本日最初の目的地。

今見てた桜は前を通る時に綺麗だったので
たまたま停まっただけで本来はここに来る予定なのでした。

「岳神社」
林道脇のスペースに銀ガメ号さんを停めて
階段を登るよ~。
とにかくず~~っと階段。
きついけど我慢して
登ってると岩の崖が見え始めます。

でっかい杉の樹がゴールの目印になってる。
階段を登り切ると
岩山にぽっかり穴が空いています。

今日もわたしが喜ぶ
めり込みシリーズでございます。
洞窟にめり込む岩屋観音的な物はいっぱいあるけど
ここは貫通してるのよ。
穴をくぐって反対に出ると絶壁に囲まれた凄いところでした。

登った者しか見れない
幻の滝もあります。

水量のある時に見たら落差もあるので
かっこいい滝になること間違いなし。
遠く伊万里湾も見渡せる崖には
石仏がたくさん。

なかなか来れない場所なので
全部手を合わせておきました。
眉毛様。
(本当の名前はしらん)
石仏がたくさんあったけど
岳神社ってくらいなので本殿は神社でございます。
良く見る日露戦争時の砲弾のような物もある。

しっかり二礼二拍手で参拝をして
長い階段を下ります。
下で待ってた銀ガメ号さんに乗って
再び大川内山の町並みの中へ。
いままで観光客が多くてバイクで抜けろうなんて
考えもつかなかったメインロードは貸切状態でした。
大川内山の町から出たら南下開始。
有田町を抜ける途中に
有田ポーセリンパークの前を通過するので
急ぐツーリングでも無いので寄り道。

わたしの別邸と似た建物がドーンと建っています。

いまではレイヤーさんの聖地的な場所になってるけど
元は陶磁器の街のためのテーマパーク。

正面のゲートの先には・・・

ほら、ここにも満開の桜があるじゃない。
建物の前でジドリだけするつもりだったけど
ちょっとだけ見学しよう。

初夏を思わせるような暖かい日だったので
水のある風景が涼しげで良い。

平日だったためかコスプレーヤーさんの姿は
見れなかったけど満開の桜を見るお客さんが数組だけいました。

この敷地内なら宝塚歌劇団の派手な衣装を着てても
なんの違和感もないよ。
桜の咲く時期に来たのは初めてだったけど
ここってすごく桜が綺麗なところなのね。

菜の花も咲いてて素晴らしいじゃございませんか。

広すぎて先には進みませんが
タイトル通りの良いお花見ができました。

ではツーリングの続きですが
陶器や磁器の窯がいっぱいあるため
なかなか陶器のエリアから抜け出れない。

わたしのお気に入りの波佐見やきもの公園の壁。

世界各国の焼物の窯のレプリカを野外展示してる
公園なんだけどこの陶器の破片を貼ってる壁が大好きなんです。

割れてても芸術。
この美しい壁から数キロ走ると
本日2ヶ所目の目的地。

寄道ばかりしてたけど本来のプランでは
2ヶ所目の目的地の「稗ノ尾河川公園」

まぶしいほどの満開の桜に囲まれた
美しい石橋がある公園で明治41年に架けられた石橋が
平成2年の水害でこの場所に移設されたもの。

なので石橋の下は川じゃなくて横を流れる川から水路を経して
水が引かれた人口の池。

たまたま誰も居ない時に来たけど
交通量のある県道脇にあるので花見客は多いところのようです。
それにしても移設されたとはいえ
まったく隙間もないくらい綺麗に組まれた石橋だね。

桜率No,1(響調べ)の佐賀県らしく
貸切状態で美しい桜を愛でさせてもらったら
本日で一番桜スポットしてはメジャーな庭木ダムへ。
稗ノ尾河川公園からk1を少し走って
ダムへ下る脇道に入ると
ダムを周回する道は一方通行の規制がされてるくらい大盛況。
そりゃ、こんだけ綺麗だもんね。

ダムを囲む桜並木っていっぱいあるけど
この庭木ダムはダムの大きさがちょうど人間の視野の
画角と合ってるためかすごく良く感じるのよ。

それに桜だけの斜面とかもあって
すっごくヨキーーー。

大人気スポットゆえ
外周を走る車や人が途切れず来るけど
しつこく待って銀ガメ号さんの撮影をしてあげました。

晴れ男バンザイ!

桜が咲いてないと
人目も無くて河童が自由に泳ぎ回ってそうなダムを後にしたら
いっぱいの桜はたくさん見て来たので
桜巡りの最後は1本桜に行きましょう。
嬉野の街をかすめるように抜けて
百年桜に来てみたよ。

主幹が折れちゃってるけど
茶畑の上に立つ堂々とした1本桜でございます。
車で来た事があるけど
こんな満開の時に来れた試しがない桜です。
(古木は咲く時期を予想するのが難しいのよ)

桜の淡いピンクと緑の茶樹のコントラストがなんとも美しい。
この百年桜の付近にはまだ有名な1本桜があるのだけど
ここからは桜からお茶にスイッチを切り替えます。

まぁ、一服どうですか?
ちょうどベンチもあるので
今日のランチはココとするっ!
暑い日だったので
湯沸しはせずに自販機の冷たい缶珈琲で
ランチを美味しく頂いたらk6で山の中に突入。
棚田のような斜面が続く道ですが
全部茶畑みたいだよ。
道はどんどん山に分け入って行きますが
道幅は1.5車線より狭くなることはなく
空が広い場所へ出ました。

ワーーー!
初めて来たよ。

大野原の演習場で
草原の中には入れないけどすごく広くて気持ちのいいところなんです。
始めて通る道なので終始ワクワクが止まりません。

草原エリアから
再び山の中を通るけど道は綺麗だし
橋の上からはこんな風景も見れました。

小さな滝の上の岩場はクライミングも楽しめるみたい。
歩けば綺麗な滝もあるらしいよ。
また先へ進むと
特に絶景というわけじゃないけど
長閑で好きな風景がありました。

「三井木場池」
オシドリの群れがいたけど
奥の森の方へ逃げちゃった。

とにかく初めての場所なので
なんてことのない風景でも全部が新鮮で楽しい。
大野原からの道をしばらく下ってると
広域農道と合流するのでここからはそのまま
広域農道を走りますが途中に九州新幹線の長崎ルートが見えたよ。

武雄温泉から長崎までフル規格なので
新しく出来た高架です。
(開通してないので待ってても新幹線は来ません)
開通したらこんな眺めの良いところを通るのね。
しかし佐賀県内は在来線問題でフル規格じゃなく
武雄温泉駅で乗りかえないといけないため
開通してもちょっと不便かもしれない。
大村湾が見えるところまで下って来ましたが
ここからが本日最後の目的地でございます。
「ここです」って場所があるわけじゃなく
この地域広がる茶畑が見たかったのよ。

本当は青い大村湾と茶畑を見る予定だったけど
ツーリングのプランを逆にしたため
逆光と午後の霞であまり海が青くないのが残念だ。

でもいつも珈琲ばかり飲んでてなんですが
茶畑の広がる風景っていいよね~。

好き!

もうこのきっちりした直線の並びがA型の血を
滾らせてくれるのよ(笑)
隣の山の裾まで茶畑が広がってて
いっぱいお茶に包まれた午後のひと時でした。
茶畑からはそのまま大村湾沿いのR34を走って
湾沿いにある事代主神社へ。

小さな漁港の端っこに
小さな神社があるだけですが
なんとなく惹かれて寄ってみた神社。

でっかい湾だけど湾の奥なので
鏡のように波もなく静かな海です。

神社は小さな拝殿があるだけですが
きっと海運を見守ってくださる神様を祀ってると思うので
帰りの安全をしっかりお願いしておきました。

では帰りますが
最短で帰るならすぐ近くに東そのぎICがあるけど
どうしよう?
せっかく天気もいいし
陽も確実に長くなってるので財布にやさしい
西九州道経由で帰ろうかな。
大村湾からは川棚町経由で
k4を使って北上して三川内から名もなき農道へ。
地図じゃ白い表示のない道だったけど
センターラインもあってすごく気持ちのいい道を見付けてしまった。
後半は1.5車線になるけど
その終点に八天宮四方萬神社があります。

寄るプランに入ってなかったけど
たまたま走った道の先にあったので寄ります。
(インナージャケットとかを着たいし)
銀ガメ号さんを停めて境内に入ると
九州で一番大きいらしい石灯篭があります。
わたしが好きな紫大根の花も満開。

本殿の前には短いながらも
鳥居のトンネルもありました。

それに金運と大漁の神様もいらっしゃいます。

金運ならばしっかりあやかりとうございます。
神様と2対1で対面したら
伊万里の市街地方面へ向かいますが
国道に出る手前でトトロを発見!
塩カルの袋じゃないよ
ちゃんとトトロだもん。

ほら!

民家の敷地内だけど
通学路になってるらしく
子供たちのためにトトロを設置してくれるみたい。
しかしこれってよく見ると
水瓶を逆様にして描いてるんだね。
面白い。
トトロに見送られながら
伊万里市街地を抜けて
朝と同じ伊万里東府招ICから高速へ。
ほとんどが無料区間なので
ほんと助かるわ~。
朝と違うのは福岡都市高速から九州道には入らず
粕屋ICで降りてのんびり下道で帰りました。
峠を越える前に
ホットな珈琲で一息ついて一気にガレージに帰還。
あ~、よく走ったわ~
って思ったけど本日の走行距離は394.8km。
寄り道が多かったので
400kmは越えなかったみたい。
でも去年は県を跨ぐ自粛期間中に桜が咲いたため
県外で見れなかった桜を
いっぱい見れて大満足な1日でした。
では長らくの御乗車ありがとうございました
次回は新緑の九州で会いましょう。
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