2月前半の晴れの日。


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朝から青空の休日ですが

寒気が抜けきれてなくて空気は冷たい。



でもバイクにも乗りたいので

電熱ベストを着込んで軽く福岡県の東側の海岸付近を

ブラブラと走ってきたいと思います。

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いつもの香春岳の前を通過して

築城へ。


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寒いけど抜けるような青空を見てると

気持ちいい。


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今の時期の晴れの日はというと

寒いが綺麗な青空をとるか

暖かいけどPM2.5と花粉が舞う霞んだ日を選ぶことになるんだけど

今日は完全に寒い日の青空にあたります。



もうすぐしたらヒバリが鳴く

広い築城の空をF2戦闘機が飛び交うのを見ながら

海岸方向へ向かいました。

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適当に田んぼ道を選んで進むと海。


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「茜ちゃんを探せ」



押していくにしてはちょっと遠かったよ(笑)

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大好きな浜の宮海岸で

湯沸かしして珈琲でもと思ったけど

風が強くて無理っぽい。


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せっかく海岸に出たし

ちびっ子バイクなので堤防の道を探検してみよう。


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しばらく細い堤防道路を進むと

野鳥のオアシスみたいなところを発見。


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身を乗り出したらみんな飛んで逃げちゃったけど(笑)



自然にできた小さな砂丘を境に

大きな水溜まりが出来て野鳥が羽を休める場所になってるみたい。



野鳥には逃げられて一羽も見えないけど

三毛猫カラーだったのでツクシガモだと思う。


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道はこのちょっと先で完全な行き止まりになるので

UターンしてR10号に出たらしばらく南下し

宇島(うのしま)の方へ曲がってみました。


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発電所があるだけと思ってたので

まったく行った事が無かったエリアなんです。


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見えてた発電所の方へ行くと

そのまま発電所の中に入っちゃうんじゃないか?って

思ったけど意外と一般車が通れる道があったりします。


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真っ青な空に白い煙突がかっこいい。



さらに入れそうな路地を探索すると

もっとかっこ良い場所を見つけたよ。

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これぞ「基地」って感じで

響少年の心はときめきます。


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胸の通信機を兼ねた隊員バッヂから指令が入る。

「本部より指令、直ちにカボチャを探せ!」

「こちら響1号了解した、茜レッドサンダー出動する」



って事で秘密のゲートから出動した茜レッドサンダー号は

ものの5分でターゲットをロックオン!

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「三毛門かぼちゃ」



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本当に5分くらいで着くところにありました。


カボチャがあるのはJR日豊線の三毛門駅。

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駅名からして三毛猫が駅長をしてそうだけど

あるのはカボチャなんです。

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約450年前にこの豊前の国に

ポルトガルから伝わった日本最古の渡来種のカボチャで

天然記念物になってるらしいよ。


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そのかぼちゃのオブジェだったのね。


特急ソニックが止まらず通過しちゃう

ローカルな駅から線路を渡ると海岸に出れそうな道があります。

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本日2回目の堤防道路ですが

前にご近所さんツーリングで来たことある海岸でした。


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浜に立つ鳥居は工事で入れないけど

海の中の道があったよ。


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なんとなく車が走った痕があるので

貝を採る漁業関係が作った道なのかも。



で、わたしはこの堤防の端っこ付近にある神社が

目的地でございます。

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「八幡古表神社」


適当に走って来たけど

一応ここまで来て見ようという目安にしていた神社です。

(この神社の先は大分県になって県跨ぎになるのでこの神社がゴールなんです)



境内に入るとこんな看板が ↓

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始めて見る注意書きだ(笑)


海が近いので餌のミミズを掘る人がいるのか?



さらに参道を進むと立派な楼門が見えて来ました。

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想像してたより大きい神社だったのね。



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門の中の拝殿の前も広くて

しかも私だけという贅沢な状況でございます。


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1対1で神様と向き合える時間を頂けました。



横には撫で牛もございます。

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アッチコッチ触りまくっとく。



外宮には稲荷神社もあります。

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7本だけの可愛い鳥居のトンネルをくぐったら

お腹空いたのでちょっとアグリラインまで戻って

適当な場所でランチにするよ。


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ベンチのある公園とかを探すのが面倒だったので

見晴らしが良いってだけで選んだ池の堰堤だけど

今日のランチはココとするっ。

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フカフカの茜ちゃんのシートに座ったまま

コロッケとパンのランチでした。



ここからはすこしアグリラインを走って

友枝方向へ走ると2ヶ所目の神社に到着。

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神社仏閣巡りをしてるわけじゃなくて

ここは丸い奴があるらしいので来てみた神社なんです。


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東上八社神社の狛犬。




神社へ上がる階段の横にはなんともシンプルな名前の

樹が立っています。


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「スギ」


普通なら「夫婦杉」とか名前がついてそうだけど

そのまんま「スギ」


しかしちゃんと読むと「なんでも村一番の木」って

名前があるみたい。


字の大きさをスギと逆にすべきだと思うけど

いらん世話だろうか?

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なんでも村一番の木と一緒にジドリさせてもらったら

階段を登りますが大好きな楼門がある神社だったよ。

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下の狛犬は新しそうだったけど

上の狛犬はとっても歴史を感じる。


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団子っ鼻ですが。



拝殿は神殿の前に舞台がある

田舎でよくみるタイプの神社です。

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始めて来たのでちゃんと住所から自己紹介をして

境内の丸い奴を探します。


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力石。


丸いけどコレじゃないんだな。



でも運が上がるなら抱えてやろうじゃないか。

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って、セメントで固められてるけどな(笑)



そのオブジェとなった力石の奥に

丸い奴がありました。

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何だろうと思たったけど

これって機雷だよね?


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ちゃんと書くと「浮標水雷罐」


日露戦争時の戦艦の砲弾と同様に

神社に奉納されてる事が多い水雷缶だけど

説明がないので詳細は不明です。



大きさはこんくらい ↓

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ヘルメットにするには

ちょっと大きすぎるか。



んじゃ見たかった物も見たし

帰る方向に走りましょう。

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神社を出て求菩提から

次郎坊峠を抜けます。


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峠を下ったところでちょっと寄り道を思いつく。


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城井川の上流へ向かうと

宇都宮氏が築いたの城井ノ城址がある三丁弓の岩。


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この岩までは何度も来た事があるけど

本当の山城のあった場所には行った事がないので

寄ってみることにしたよ。


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三丁弓の岩から1kmほど林道を上がると

城井ノ城址入口があるのでそこに茜レッドサンダー号を停めて

歩きます。



すると5分も歩かないところででっかい岩が見えて来ました。

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城井ノ上城表門と呼ばれる岩で

周りは崖なのでこの岩の周りを防御されると

攻める敵はあの潜る穴からしか先に行けないので

これは鉄壁な防衛線になりそうです。


実際豊臣秀吉の時代に

九州征伐を命じられた黒田官兵衛と長政の親子軍勢を

撤退させますが結局城の外で暗殺されてしまうと言う歴史があります。


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この大岩からまた5分くらい歩くと

城井ノ城址に到着。


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山の天辺じゃなくて

崖に囲まれたお城だったみたいです。




しかしこの説明版がないとこんなところだよ ↓


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石垣の跡とかも無い

ただの「森」



ちゃんと発掘すると建物が建っていた整地の跡などが

出てくるのだろうけど今は積もった葉や土で

どこでも見るような森の中の風景になっています。


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本当は裏門も見ようと思っての寄り道だったのだけど

1時間くらいかかりそうだったので今日の調査はここまで。


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陽も傾いたのですっごく寒くなってきた。



電熱ベストのパワーを朝は三段階の「低」でよかったけど

「中」で帰ります。


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背中にすこし色付き始めた西日を浴びながら

無事に帰還。


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給油後は電熱パワーを「強」にして

秘密基地のガレージに茜レッドサンダー号を入れて

今日のツーリングはおしまい。


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寒かったけど

綺麗な青空の下を適当と言う自由なプランで

遊べた1日でした。


ではまだ寒い日も多いですが

次回の御乗車をお待ち申し上げます。



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