[のんびり書いてるのでもう3週間以上前のツーリング]




今日のツーリングは

お仕事の関係で久しぶりの平日ライダーの響です。


正確にいうと有休で阿蘇高岳登山をした翌日で

身体がボロボロになるかもしれないと予備で休暇を取ってたのよ(笑)


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しかし喜んで良いのかまだ筋肉痛も出て無くて

普通に動けちゃうみたいなので

ツーリングに行きま~す。

(2日後に出るパターンか?)



行き先は長崎県の西海町から大島で

遊びたいと思うので長崎自動車道を走ってて

金立SAでトイレ休憩中。


プランはもちっこさんが大島に行ったツーリングのルートを真似て

少し自分の行きたいところをプラスすると言う半分乗っかりプランです。


半分しか考えなくていいから楽だわ~(笑)


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ずっと紅葉を見るツーリングをしてきたので

今日はまったく紅葉とは無縁の海がメイン。


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佐世保大塔インターから一般道に出て

西海方面へ走ると見えてくるのが3本の巨大な電波塔。


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何度となく来てる針尾送信所のアンテナ。


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戦争遺産でもありますが

巨大建築物と言う見方で見るとすごい建物だと思うんだよね。



わたしが廃墟ばかり巡ってる時は

藪の中から見たりするしかなかったけど

現在はエリア限定で一般公開されています。

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前は藪だった場所にめっちゃ広い駐車場ができとる。



ポツンと私だけって光景も平日ライダーならではだな。



受付のおじさんに挨拶すると勝手に見ていい感じなので

順路とか関係なく自由に見学。

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閉ざされていたフェンスの中に入ると

長年廃墟のようになっていたためモジャモジャが凄い。

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電信室跡の建物で

廃墟感がたまらん。

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今日は一切紅葉を見る事はないと思ってたけど

建物に絡みつく蔦の紅葉が綺麗でした。


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中に入れるらしいけど

入口の階段は藪になっててこっちからは

入れない。


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一度戻って下に下ると今まで見てた建物は2階の部分にあたるらしく

下の入口にはヘルメットを貸し出して入れるように開いていました。



ご時世なので綺麗にしてくれてるとは思うけど

持参してるアルコールスプレーで綺麗にして中へ。


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すこし古い油のようなにおいがする

ワクワクする内部でございます。


奥へ行くと機械室かな?

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小さな小部屋が続いてる奥には

こんな広いスペースがあったのね。


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天井クレーンの錆具合がもう芸術レベル。



そして全国の碍子ファンの皆様

お待たせしたしました。

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「碍子」です。



あぁ、良い物見せてもらったな。

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「ヨキー」


ヘルメットを返したら

メインの電波塔へ。


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三本あるうちの三号塔だけ公開されています。



ツワブキが咲き乱れる坂道を上がると

森の中の巨木のように塔の根元部分が見えてくる。

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以前から外観だけは見学で来てたけど

塔の周りの木々を綺麗に伐採して見学しやすいようにしてくれていました。



なので今まで全容を見ながらできなかった

フルサイズの「イデヨシェンロン」

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これでも24mm換算の広角で藪の中に入ってまで

下がっての撮影です。


お陰で膝から下はひっつきボウだらけで後が大変。



高さは136mにもなる巨塔で

大正時代に建てられてて巨大なクレーンとか無かった時代を考えると

凄い建築物だと思うよ。

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一番有名な説では真珠湾攻撃の「ニイタカヤマノボレ」の暗号を

発信したとも言われてるけどどの資料を見ても

諸説ありと補足が付くレベル。


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塔の下から内部へ入れるので

覗くと聞いたことが無いような風のむせび泣くような音が不気味。


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メンテナンス用のタラップがず~~~っと肉眼では見えないほと

上まで続いててこれを登ると想像するだけでお尻がムズムズするぞ。



一通り見学を済ませたので

受付のおじさんにお礼を言って駐車場に戻りますが

ここでもどうにかして銀ガメ号と塔を一緒に撮るため再び藪の中へ。


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さっき塔の前でやっとひっつきぼうを取ったのに

またいっぱいくっ付いた(汗)



しかもベタベタする嫌な奴。


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ひっつき虫を付けたまま電波塔を出ると11時少し前で

お昼ご飯をお食べるお店が11:30からなので

近所を散策。


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海辺に降りれる道を探して

海岸を探検。

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探検っていうかアコウの樹とか無いかな~って

探してるだけだどね。



堤防沿いの道を適当に走ってみると何もないので

西海橋が見える公園へ行ってみました。

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針尾瀬戸の渦潮の上に1955年に架けられた

美しい鉄骨のアーチ橋。



その橋が見える丘の公園の中を散歩。


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アメリカデイゴが咲く高台の奥に

展望台がありました。

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登ってもそれほど見晴らしがいいわけではなかったよ。


山茶花越しに見る西海橋と電波塔 ↓

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反対を見ると岬に建つコラソンホテルが見えます。


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オープンしてすぐくらいに行ったな~なんて

思い出に浸ります。



んじゃ、そろそろお店のオープンの時間が近付いたので

戻りましょう。

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公園の駐車場に停めてる銀ガメ号さんに

戻る前に新西海橋と針尾電波塔の眺めを。


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う~ん、素敵。



西海橋を渡ってすこし戻ると

「一魚一会」さん。


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ここはkamoさんやもちっこさんが行ってので

どうしても行きたかったのよ。



平日で開店直後だったのでお客はわたしを含めて2組だけ。


注文するのは当然「針尾丼」

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穴子天が針尾送信所のアンテナになってるんだよ。



でもね、わたくし穴子の天ぷら大好物なんだけど

3本は多いよ。



2本までは美味しく食べれるけど

3本目が重い(笑)




ちょっとだけご飯を残してしまったけど

3本の巨塔を食べつくして大島へ。

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半島の北部を横断して

大島大橋を渡ります。

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島らしく海を見ながら走って

大田尾の手前で停車。


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すごく綺麗な場所のはずだったんだけど

干潮時らしくコバルトブルーの海は奥の方になっちゃってます。


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こんな海を見ながら少し走ると

あらかぶのバス停に到着。


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なかなかアラカブをメインにする所とか無いので

面白い。


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トゲトゲのヒレもちゃんと再現されてるし。


しかも仲良しのペアでございます。

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ソーシャル無視でも

ほのぼのしてます。



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こんな可愛いあらかぶのお腹の中で

雨風を避けてバスを待てるっていいね。

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このペアのからかぶの他に

まだあるのだけどそこには向かわずに海水浴場へ。

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崎戸海浜公園と言う海水浴場で

白砂のすごく綺麗なビーチだよ。



どうしてこのビーチに来たかったかと言うと・・・


ここにもあらかぶが居るから(笑)


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しかもでっかい。


(バイクは押して入ってね)

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でっかすぎて絵がよくわかんないけど

こんな遊び心って好きだな。



あらかぶの地面も可愛いし

ビーチも綺麗だったので砂浜に降りて飛んでおきます。

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崎戸のビーチからは浮きながら大島の南端側へ向かうと

あらかぶじゃなくて鯛のバス停があります。


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ずっと前からあるのですが

色が剥げてて素通りしてたので初めて停まったよ。



ちょっと前に島にあるお魚バス停が全部綺麗に塗りなおされてるみたい。


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お魚のバス停は後あらかぶが2ヶ所あるのだけど

狭い島の中でチマチマと移動するのが面倒になったので

残りは何時かまた来た時でいいって事で別のスポットへ。


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綺麗な海があって可愛いお魚のバス停がある大島ですが

大島と言えばやっぱり炭鉱の遺構でしょう。



初めてこの島に来た時は軍艦島のような古いアパート群や

映画館跡も残ってたのだけどそれももう

跡形もなくなってしまって製塩工場の脇に残る数少ない遺構の赤煉瓦。


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三菱崎戸炭鉱の廃墟で煉瓦の煙突が横にあったのだけど

今はこれだけになっています。


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屋根も無い完全な廃墟だけど

遺跡みたいになってかっこいい。

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近代化遺産を見学した後は

せっかく海が綺麗な場所へ来てるので

太田尾地区の先へ入って見ると綺麗な場所がありました。


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夏の様に原色の海とはいかないけど

すっごく綺麗な海だよ。


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見えてる白い島は無人島の片島で

さらに奥に見えるのは黒島や平戸島だと思います。



んじゃ綺麗な海も見れたし

そろそろ島を出ましょう。

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五島灘の塩を生産する

ダイヤソルトの工場を見ながら大島大橋。


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綺麗な橋だけど

怖いのであまり渡りたくないな~。



欄干を5mくらいの高さにしてくんないかな~。



眺めるだけなら美しいんだけどね。

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橋が見える売店でトイレを済ませて

橋は地面のセンターラインだけを凝視して本土へ。


R202で西彼杵(にしそのぎ)半島を南下します。

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その南下する国道沿いにあるのが

「お菓子のいわした」

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イートインしてるお客さんはいないので

迷わず店内でスイーツタイムでございます。



食べるのはもちろん「あらかぶ」

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チーズケーキなんだけど

めっちゃ可愛い。



おじさんだって可愛いの食べたいんだよ。


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まぁ、可愛いと言っても食べる時は

目玉を引っこ抜いてグサっとフォークを刺して食べるんだけどね。


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スイーツタイムからは午後の一番暑い時間になったため

お店の近くの市杵島神社の前の駐車場でインナー調整。


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食べたかったスイーツも食べたので

引き続きR202を南下します。


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神浦からK57に入って

半島を東に横断するけど前半は最高に気持ちの良い道なのに

後半は林道。

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平均を取ってずっと1.5車線くらの道にしてほしいよ。


半島を横断して大村湾側へ出たら

すこし複雑になった地形の先端を目指すと到着です。

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アスファルトが石に変わった先に

アコウの樹でございます。


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すっごく小さなアコウですが「琴海町のアコウ樹」という

ちゃんとした名前の付いてるアコウなんです。


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うごめくような幹は小さくとも健在。


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綺麗な紅葉が各地で見れる時期だけど

ここには秋とか来ないんじゃ?と思う風景だな。



見たかった可愛いアコウにも会えたことだし

最後のスポットに移動。

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k115でまた半島を横断して西側へ出て

長崎市に入ったら目的地です。



銀ガメ号を漁港の公園の脇に停めて

遊歩道を歩いてビーチに降りるとカニの爪が落ちてた。

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本体が無いので何の蟹かわかんないけど

何時も食べてるカニの爪じゃないな。


あ、ここに来たのは漂着物を拾いに来たんじゃなかった。



久しぶりにりんご岩に来てみたよ。


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一度もちっこさんと来てるので

場所は迷うことは無かったけどせっかく半島を横断したり

戻ったりして時間を調整したのでここで夕日を見たい。



でも太陽が水平線まで沈むのを待つと

暗い高速をずっと走るのもつらいしリスクもあるので

ちょっと色付き始めるまで待ってみました。

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すると・・・



「ダイヤモンドりんご岩」

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まぁ、わたしの立ち位置でどうとでもなるのだけど

かっこいいじゃないか。



岩の名前は見ての通りりんごを丸ごと齧った後に

残るりんごの芯の部分ね。



波に削られてできた岩だけど

この折れそうで折れない形が奇跡の形だと思うよ。

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穏やかな潮騒を聞きながら少しずつ赤くなる太陽を眺めながら

銀ガメ号まで戻って女神大橋経由で長崎自動車道へ。



知らない間に女神大橋から一度も一般道に降りる事無く

高速へ入れようになってた。

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高速を走ってると大村PAのところで日没。


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大村湾のマジックアワーを見たら

武雄くらいから真っ暗になったのでそこからは安全第一で

走りやすいペースで走る車の後ろに付いてコバンザメ。




最寄のインターまで走って給油を済ませて

今日のツーリングはおしまい。

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たぶん今年最後の500kmオーバーのツーリングになりそうです。


帰りの高速の山間部だけは寒かったけど

1日を通して秋晴れのポカポカ陽気の中を走れた

気持ちの良いツーリングでした。



では、九州の紅葉も平地まで下って来てるみたいなので

次回は紅葉巡りのツーリングになるかと思いますので

またの御乗車をお待ち申し上げます。



◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆



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